萌え死に劇的回復!

2012年03月11日

卵管脱 改め 総排泄腔脱

夕方の放鳥時、ウィルちゃんの異変に気付きました。
なんかわからんけどすごいことになっとる!!!ウッギャー!!!

01

今日って日曜でどこの獣医さんも休みじゃん!
どーしよ?!オロオロ…。

とりあえず経験豊富なみみすけさんに写メして電話。
「卵管脱(らんかんだつ)」だろうとのこと。
湿らせて、押し込められるなら押し入れればよいと言う。

が、割れちゃうのが怖くて触れないよ〜。

近い方の川野獣医科へ電話するもやっぱり留守電。
一応メッセージを残す。
次に近いパル動物病院へも電話してみたけど、やっぱり留守電。
こちらにもメッセージを残す。

明日までこのままで大丈夫なのかどうか、
本やネットで卵管脱について調べていたら、
川野先生から電話がかかってきた。
半ベソで状況を説明する。
「綿棒にサラダ油をつけて幹部を濡らし、
卵を少〜しずつやさしく押し出してみてください。」

押し入れろと言う人あり、押し出せと言う人あり…orz。
とにかくどっちにしろ私が触らないといけないのは変わらんのんか…。

綿棒でどうにかなるサイズだとは思えなかったので、
脱脂綿にお湯とオリーブオイルを付けて患部をピタピタ。
痛々しい割に、ウィルちゃんが痛がらないのが救い。

数分したら、卵が見えてきた。

02

逆子?っていうか、横向きに出てきたから詰まっちゃったのかな。
これは押し入れるよりどうにか押し出したほうがよさそうだ。

というわけで、肉の部分を剥きながら、さらに数分ピタピタピタピタ。

で、出た!

03

出たことを報告するために、川野先生にまた電話をかけると、
次は綿棒で卵管を中へしまってくれとおっしゃる。

いや、入れても入れても出てくるんですけど〜〜〜

04

っていうか、こんなに出ちゃってるものが入るものなのか。
汚れやUNPが付きまくってる患部を入れていいのか。

と困り果てていたら、今度は留守電を聞いたパルの先生が
電話を折り返しかけてきてくれた。
この際浮気も仕方ないよね。先生に今の状況を説明。

すると
「入れても入れても出てくるようだったら縫いましょう。
Ramonaさんが保定してくれるんだったら今からできますよ。
時間外診療費をいただきますがいいですか?」
とのこと。
すっぴんのまま、タクシーですっ飛んで行きました。

薬を付けた綿棒で、患部を押し入れる先生。
3センチぐらいは入れてたよ・・・そりゃ私にゃ無理だわ。
それでもやっぱり力むと出てきちゃうので、
抗生物質を注射した後縫いましょうということになりました。

ちなみに*穴の右側(鳥の左側)が生殖口で、左側が肛門なんだとか。
今回のウィルちゃん、発見が遅れたからか排泄口もひっくり返ってて、
卵管も乾いた部分が一部壊死(黒化)してしまってました。
「卵管脱」ではなく「総排泄腔脱」だったわけですね。
UNPが出にくくなるかもしれないけれど、仕方なく肛門も縫合。
卵管側も含めて、合計2針縫いました。
やっぱり獣医さんに連れてきといてよかった。。。
私が押し入れただけではダメだったと思う。

予後が悪ければ卵管摘出手術の可能性があることと、
高齢出産だったのかもね、と言われて帰途につきました。
ちなみに、時間外診療費は2000円。
プラス再診料500円、注射1200円、縫合1500円、の計5460円でした。

帰って、キャリーのまま保温電球をつけ、
餌と水を入れてあげたら、速攻でポリポリ…。
ふぅ、とりあえず一命は取り留めたようです。よかった。

明日もう一度抗生物質を注射しましょうと言われているので、
このままキャリーで過ごしてもらいます。

巣箱は取り外しておきました。
残念ですが、ウィルちゃんには無理させちゃったかな。
飼い主の勝手でこんなことになっちゃって、
ウィルちゃんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後はとにかく回復するのを祈るのみ…P3d
頑張ってくれ、ウィルちゃんっっっ!


sazaramona at 01:00│Comments(18) Ramonaの健康 | Wil子 & いけぴょん@セキセイ

この記事へのコメント

1. Posted by しゅうまい   2012年03月11日 23:46
ウィル先生、大変なことに…
ブログを拝見し、あまりの壮絶さに、しばし言葉を失いました。
どうかお大事に…ramonaさんも、本当におつかれさまです。
2. Posted by いるか   2012年03月12日 00:01
なんと・・・・・・・

まずはお疲れ様でした。。。
そしてウィル先生、本当に無事でよかったです;;
まだ手術の可能性もあるのでしょうしお大事にしてくださいね^^

私は先月東区の「はちペットクリニック」にはじめていって来ました。
まだ新しい病院ですが院長先生は小動物に詳しいらしく日曜日は午前中だけですが診療されてます。
健康診断だけで行ったのですが、とても丁寧に説明してくださって優しい先生でしたよ(*^_^*)

3. Posted by カク母   2012年03月12日 01:25
あ、あ、あぁぁぁああああ〜〜〜〜;;
胸が痛いぃ〜〜〜〜;;ぐすん。。。

ウィルちゃん!ウィルちゃん!
早く元気になって!!!!!

半泣きなカク母より 
4. Posted by ひろりん   2012年03月12日 08:39
ウィルちゃんの処置がうまく行って良かったですー!
総排泄肛脱は私も2回経験があるのですが1度目の時に
朝になるのを待ったら間に合わなかったので2度目は
Ramonaさんと同じことをしました。
痛々しい患部を触るのってコワイですよね・・。
でもなぜかインコちゃんはそうでもないようで^^;

ウィルちゃん、早く元気になってね。
Ramonaさんお疲れ様でした^^
5. Posted by gara   2012年03月12日 10:17
ウィルちゃああああんっ!
衝撃です、なんて怖いんだろう。
患部の痛々しさに比べてきょとんとしたいつも通りの表情のウィルちゃんが不思議であり救いですね…
産卵が女の子にとって大変なことなんだと改めて実感しました。
予後も油断できないとは思いますが、
ウィルちゃんお大事に…

Ramonaさん本当にお疲れさまでした(^ω^)
6. Posted by まぁこ   2012年03月12日 14:11
うわー、思ってた以上にひどかったーー
びっくり

鳥って痛みに鈍感と聞いてますが
本当にそうなんですねぇ
人間だったら痛みで卒倒しそう。

とりあえず回復傾向に向かってるようなので安心しました。

7. Posted by ユノ   2012年03月12日 16:25
患部が想像以上に出ていたのでビックリしました
日曜日にも拘らず診察してくださった先生のお蔭で、元気になれて有り難いですね。

このまま元気で再手術になりませんように・・・
8. Posted by はぎ妻   2012年03月12日 16:50
ウィルちゃん!!!
わー!私だったらどうするだろう?こんな緊急時に動物病院が全部休みだったら…?
まるちゃんが脱肛したときだって、小さなおマメがチョコンっと出てただけだったけど中に押し込めて手術しましたもの。
やっぱり中に入れるだけじゃ出て来るらしいですよ。
この状態はすごいです!助かってよかったぁ!
ramonaさん、さすがです。病院行く前の処置がgood job!です
9. Posted by キャン   2012年03月12日 23:20
Ramonaさん、ウィルちゃんお疲れ様でしたね
ウィルちゃんのまんまるおめめが「ワタチのココどうなってんの?」と訴えてるようですね
劇的回復との事でひと安心ですね
ふあ・・高齢出産 なんか他人事とは思えない私です
10. Posted by okuたん   2012年03月12日 23:25
ウッギャー!!!
ウィルちゃん、大変だったんですね。
でも本当に本当に大事に至らなくてよかったです!
あとは早く回復を祈るのみです。
ウィルちゃん、痛そうなのによく頑張った!!
えらいえらい!

留守電を聞いた先生がちゃんと返事をくれるなんて、
やっぱり小鳥を愛する人っていい人ばっかりなんだなぁ・・なんて思いました。
11. Posted by minn   2012年03月12日 23:55
ウィルちゃんの写真を見たら、ミントの卵管脱なんて
軽傷だったんだなぁって思いました。
とりあえず、タマゴはちゃんと出てましたから…。

ホントにこの状態で、よくタマゴを出す事ができたなぁ…と
感心します。私だったら、パニックですよ〜。
Ramonaさんの処置は素晴らしかったと思います。

本当に本当に、良かった…。
Ramonaさんも大変でしたが、
ウィルちゃんもよく頑張りましたね。
早く元気になって、可愛い姿を見せて下さいね。
12. Posted by Ramona   2012年03月13日 00:23
しゅうまいさま
はい、びっくりしてアワアワしちゃうほどでした…。こんなの初めて見ましたよ〜
本人がケロッとしてるのが救いです。
多分治ると思います。ありがとうございました。

いるかさま
ううう、もう半泣きでした〜。
でもセキセイってほんとに強いです。

「はちペットクリニック」初めて聞きました!
ホームページ見てみたら、エキゾチックも診てくれるんですね!これは心強い!
情報ありがとうございました。東区の鳥友さんにはココをオススメしてみます!

カク母さま
これまで色々グロいものも見てきましたが、やっぱりいきなり血を見るとアタフタしちゃいますね!
しかもこんなちっちゃい体で!
ウィルちゃん頑張ってくれてます。すごい回復力ですよ。
一命は取り留めました。応援ありがとうございます!
13. Posted by kei   2012年03月13日 00:25
うわぁあ、ウィル先生っ!

なんとか大丈夫みたいで良かったです。
いつも元気でお人好しな先生の痛々しい画像、
見ていられなくなりました(泣)

Ramonaさんも大変でしたね。
早く良くなりますように……。
14. Posted by Ramona   2012年03月13日 00:34
ひろりんさま
やっぱり朝まで放置したらいけなかったんですね。無理矢理触ってよかった…。
本人が痛がらなかったのが救いです。
急に寒くなったのがいけなかったんでしょうかね〜。

garaさま
衝撃画像満載ですみませんでした!
写真撮ってる場合かって自分でツッコミ入れながら撮ってたんですが…(パニックだったんです)。
ほんと、産卵は命がけなんですね。
巣箱入れてからのウィルちゃんはほんとに楽しそうだったんですけどね。
もうこんなアクシデントはコリゴリです…。

まぁこさま
そうなんですよ!私も、自分の想像の範囲を超えてる光景が、にわかに信じられませんでした!!!
今でも発見した瞬間のことを思い出すと、軽くめまいがしてきます…(笑)。
人間だったら、自分で見て卒倒しちゃってますよね〜!
ウィルちゃんがケロッとしていたのがほんっとに救いでした。。。
15. Posted by Ramona   2012年03月13日 00:43
ユノさま
ほんと、休みの日なのに診てくださった先生には感謝感謝です。
病院に足を向けて寝ることができません。
今日見てもらったら、再手術の可能性はなさそうです。
ウィルちゃんの回復力に感謝です。。。

はぎ妻さま
小さい頃はずっと、獣医さんになるのが夢でしたが、こんなことばっかりしたくないわ!と泣きそうになりながら卵を出しました〜!

どちらの病院の先生も、わざわざ折り返し電話をくださって、ほんとに感謝感謝です。
ウィルちゃんはほんとに運の強い子ですわ…。

キャンさま
ウィルちゃんのキョトンとした顔、これにほんとに救われたんですよ〜。
ウィルちゃんが意気消沈してたら、私まで泣き崩れてなんにもできなかったことでしょう。

高齢出産、ドキー、ですよね…。
私も先生がそうおっしゃった時、多分笑顔がひきつってました〜(笑)。
16. Posted by kazupu_ko   2012年03月13日 00:44
画像を見て一瞬…
痛みに鈍い鳥さんとはいえど、ウィルちゃん大変なことになってしまいましたね

しかしこうやってブログに病状をUPしてくれる事で
経験のない私にはとても勉強になりますっ


Ramonaさん、ウィルちゃんお疲れさまでした&お大事にしてくださいね!
17. Posted by Ramona   2012年03月13日 00:52
okuたんさま
ウッギャー!でしょ!もう、ほんと、卒倒しそうでしたもん!
ウィルちゃんはよく頑張りました。えらいえらい。。。

休診日でも診てくださった先生には、足を向けて寝られません。
正直、かかりつけが2軒あってよかったなと思っています…。

minnさま
いやぁ、私もパニクってましたよ〜!
最初は何が何だかもう、わけがわかりませんでした。
今思えば、逆に卵を潰してしまったほうが楽に出せたかな、と思います。
…と言ってももう勘弁!ですけどね!!!

keiさま
あああ〜、ひどい写真ばかりですみません。
もう、ほんとに大慌てで…*@#&$¥ 汗汗

今日はもう劇的に回復していました。
ご心配おかけしました。
皆さんの応援が心強いです。ありがとうございました!!!
18. Posted by Ramona   2012年03月13日 01:46
kazupu_koさま
私も目がになって二度見どころか何度も何度も「えええ?!」って言いながら見ちゃいましたよ〜。

ひどい写真ですみません。
でもこのブログ、記録用なので…。

痛みには強いんでしょうけど、ずっとお尻ペタペタされてたら気持ちはよくないでしょうね(笑)。
これからの投薬のほうが大変かもです。

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